早くも4年目の音楽映画祭。もう自分の(高齢の)頭の中では恒例の催し物になりつつあります。今年も様々なジャンルと地域の音楽を扱った新旧の作品が集まりました。ロック、フォーク、ジャズ、ジャンプ・ブルーズなどのR&B、フラメンコ、世界の民族音楽、インド、ルイジアナ名物ボビー・チャールズのドキュメンタリーまであります。ぜひ開催中の2週間の間に有楽町に足を運んでいただければと思います。以前上映した映画のアンコールのリクエストをいただくことが少なくないですが、権利が切れたなどの理由で上映できないことが多く、チャンスがあるうちにぜひ観てください。
地方での上映も歓迎します。作品によって上映スタイルの融通が利くものもあるので、稚内でも与那国でも(もっと近くでもいいですよ!)少人数の上映会の希望もご遠慮なくお伝えください。音楽と映画を皆に!
ピーター・バラカン Peter Barakan / 1951年ロンドン生まれ。ロンドン大学日本語学科を卒業後、来日。現在フリーのブロードキャスターとして活動、「バラカン・ビート」(インターFM)、「ウィークエンド・サンシャイン」(NHK-FM)など多数のラジオ番組を担当。著書に「Taking Stock ぼくがどうしても手放せない21世紀の愛聴盤」(駒草出版)など。